ROI + Formulation
- 費用対効果の算出
- 投資対効果の算出
広告、プロモーション、クロスメディアのROIを算出したい
広告効果には、短期的な効果と長期的な効果があります。短期的な効果（出稿期間中に即時的に発揮され、出稿終了に伴い減衰もしくは消滅)は費用対効果、長期的な効果（出稿終了後も中長期に渡って発揮され、比較的緩やかに減衰）は投資対効果によりROIを算出しますが、立式のロジックや推定方法が大きく異なります。ROI+Formulationは、媒体特性や広告目的に応じた立式を行い、使用媒体ごとに適切なROIを算出します。
Standard特長／機能 ： ROI+ Formulation
＜費用対効果＞
短期的、即時的な広告効果に対するROIを算出する場合には、費用対効果で考えます。「幾ら使って、幾ら返ってきたのか」を表すので、即時的な売上増加や集客を目的とした、スタンドアローンのプロモーションやキャンペーンのROIに適しています。逆にブランドの育成や、顧客との関係維持・強化が目的の広告のROIとしては過小評価となる側面があります。現在得られているリターンから、過去行った広告やプロモーションに由来するリターン、広告以外の要因に由来するリターンを切り離す事で正確な費用対効果を算出します。
＜投資対効果＞
中長期的な広告効果に対するROIを算出する場合には、投資対効果で考えます。「幾ら使って、現在までに幾ら返ってきていて、将来も含めてトータルで幾ら返ってくるのか」を予測し、現在価値に割り戻してROIを算出します。現在行っている(もしくはこれから行おうとしている)マス4媒体やソーシャルメディア、クロスメディア等のROIに適しています。時間と共に減少していく広告効果（残存効果）を加味して売上予測を行い、将来発生する広告由来のキャッシュフローの価値を算定する事でROIを算出します。
